クラフトビール初心者は何から選ぶ?最初の一本で迷ったときの見方

クラフトビール初心者は何から選ぶ? ひみつビールの缶6本とタイトル

クラフトビールを選ぼうとすると、IPA、ペールエール、スタウト、セゾン……と急に言葉が増えて、最初の一本で止まりがちです。

お店の説明を読んでも、香りが華やかそうなのか、苦みが強いのか、食事に合わせやすいのか、慣れていないと少しわかりにくい。

でも、最初からビールの種類を全部覚える必要はありません。

きたくらふとでも、ビールを選ぶときは、まず難しい名前よりも次の3つを見るようにしています。

  • 苦みが強すぎないか
  • 香りを楽しめそうか
  • アルコール度数が高すぎないか

最初から「通っぽい一本」を選ぶ必要はありません。まずは、自分が気持ちよく飲めそうなところから入るのが一番です。

目次

まず、よく出てくる言葉だけ軽く知っておく

各ビールの紹介文を読むと、いくつか見慣れない言葉が出てきます。

全部を覚えなくても大丈夫ですが、最初にこれだけわかると読みやすくなります。

ホップ
ビールに香りや苦みをつける植物です。グレープフルーツ、白ぶどう、草っぽさ、花のような香りなど、ビールの印象を大きく変えます。

IPA
ホップの香りや苦みをしっかり楽しむタイプのビールです。香りが華やかなものも多いですが、初心者には苦みが強く感じられることもあります。

ペールエール
香りや麦の味わいを楽しみやすい、クラフトビールではよく見かけるタイプです。商品によって軽いものからしっかりしたものまで幅があります。

ホワイトビール
小麦やスパイス、柑橘を使うことが多い、やわらかく爽やかなタイプです。苦みが強すぎないものも多く、最初の一杯に選びやすいです。

スタウト・黒ビール
焙煎した麦芽を使う、黒いビールです。コーヒーやチョコ、ナッツのような香りが出ることもあります。甘い黒もあれば、しっかり苦い黒もあります。

このくらいの理解で十分です。

あとは紹介文の中にある「苦み控えめ」「柑橘の香り」「甘み」「アルコール度数」などを見れば、かなり選びやすくなります。

最初は、苦みが強すぎないものを選ぶ

クラフトビールというと、ホップの香りが強いIPAを思い浮かべる方も多いと思います。

IPAはおいしいものが多い一方で、最初の一本に選ぶと「思ったより苦い」と感じることもあります。

苦みが苦手な方は、各ビールの紹介文の中で次のような言葉を探すと選びやすくなります。

  • 苦み控えめ
  • 飲みやすい
  • すっきり
  • やさしい飲み口
  • 最初の一杯に

たとえば、ひみつビールの「お伊勢ちゃん」は、柚子とコリアンダーを使ったホワイトビールです。

コリアンダーと聞くと少し身構えるかもしれませんが、ここでは料理のパクチーのように強く主張するというより、柑橘の香りを引き立てるスパイスとして考えるとわかりやすいです。

お伊勢ちゃんは、苦みが控えめで、最初の一杯にも選びやすい一本です。

柚子の爽やかさがありつつ、強い苦みで押してくるタイプではありません。ビールを飲み慣れていない方でも、食事のはじまりに合わせやすい一本です。

香りで選ぶと、クラフトビールは楽しくなる

苦みだけで選ぼうとすると、クラフトビールは少し難しく見えます。

でも「どんな香りが好きか」で見ると、かなり選びやすくなります。

柑橘が好きなら、グレープフルーツや柚子のような香り。
甘い香りが好きなら、桃やカモミール、バナナのようなニュアンス。
落ち着いた味が好きなら、麦の香ばしさやナッツ感。

同じビールでも、入口を「苦いかどうか」ではなく「香りが好きそうか」に変えるだけで、選ぶのが少し楽になります。

ひみつビールの「らっこにひき」は、グレープフルーツのような香りが特徴の一本です。

「ダブルドライホップ」という造り方でつくられた一本で、言葉は少し難しく見えますが、ざっくり言えば、ホップの香りをしっかり出す方法です。

ホップを使うと苦くなるイメージがありますが、らっこにひきは苦みを強く出すより、果実のような甘い香りを楽しむタイプです。

「ビールの苦みは少し苦手。でも柑橘の香りは好き」という方には、こういう選び方が合います。

麦の香ばしさから入るのもいい

クラフトビールは、フルーツやハーブを使った個性的なものだけではありません。

もっと落ち着いた、毎日の晩酌に寄り添うようなビールもあります。

ひみつビールの「こぐまエール」は、香ばしさと飲みやすさのバランスがよい一本です。こぐまエールは、ビスケットのような香ばしさや、ほのかな甘みを楽しみやすい一本です。

派手な香りで驚かせるタイプではなく、飲み進めるうちにじわっと良さが出てくるタイプです。

普段のビールから少しだけ広げてみたい方には、こういう麦の味わいがわかるビールも入りやすいと思います。

アルコール度数は、最初は5〜6%くらいが選びやすい

クラフトビールには、8%や9%を超えるしっかりしたビールもあります。

もちろん、それはそれでおいしいのですが、最初の一本としては少し重く感じることがあります。

まずは5〜6%くらいのものを選ぶと、味わいを楽しみながら飲みやすいです。

たとえば、

  • こぐまエール: 5%
  • らっこにひき: 5%
  • お伊勢ちゃん: 5.5%
  • KAWAUSOエンヤー: 5.5%
  • パーシモン2: 5%

このあたりは、最初に試しやすい度数です。

一方で、ECLIPSEのような9%の濃厚な黒ビールや、BELUGAのような8.5%のDIPAは、飲み慣れてきてからの楽しみに取っておくのも良いです。

DIPAは「ダブルIPA」のことです。IPAよりさらに飲みごたえやアルコール感が強いもの、と考えると十分です。

「飲みやすい」だけで選ばなくてもいい

初心者向けというと、ただ軽いもの、クセのないものだけを選びがちです。

でも、せっかくクラフトビールを選ぶなら、少しだけ個性がある方が楽しいこともあります。

たとえば「Gather&Give」は、八朔、夏みかん、柚子の柑橘に、ローズマリー、カモミール、タイムのハーブを使ったビールです。

説明だけ見ると複雑そうですが、Gather&Giveは、苦みを控えめにしながら、花束のような甘い香りや果実の軽やかさを楽しめる一本として紹介しています。

「飲みやすいけれど、ちゃんとクラフトビールらしい香りも楽しみたい」という方には、こういう一本も候補になります。

迷ったら、飲み比べから始める

最初の一本を選ぶのが難しいなら、飲み比べセットから始めるのも良いです。

1本だけを選ぶより、香ばしいもの、柑橘の香りがあるもの、少し華やかなものを並べて飲む方が、自分の好みが見つかりやすくなります。

ひみつビール「飲みやすい6本セット」の6種を並べたグラス。色の違いがわかる
飲みやすい6本セットの6種。淡い色から濃い色まで、見た目でも個性が出ます。

きたくらふとの「飲みやすい6本|飲み比べセット」には、次の6本が入っています。

  • こぐまエール
  • らっこにひき
  • Gather&Give
  • お伊勢ちゃん
  • パーシモン2
  • シトラス怪獣シーマくん

香ばしさ、柑橘、ハーブ、柿、八朔の飲みごたえ。
同じひみつビールでも、飲み比べるとかなり表情が違います。

「どれが正解かわからない」ときは、正解を一発で当てにいくより、少しずつ違いを見ていく方が楽です。

最初の一本で迷ったら

きたくらふとで選ぶなら、まずはこのあたりから見ると入りやすいです。

麦の香ばしさから入りたい方
こぐまエール

苦みを抑えて、柑橘の香りを楽しみたい方
らっこにひき

爽やかな一杯目を探している方
お伊勢ちゃん

果実や花のような香りを楽しみたい方
Gather&Give

いろいろ試して自分の好みを知りたい方
飲みやすい6本|飲み比べセット

クラフトビールは、詳しくならないと楽しめないものではありません。

まずは「苦すぎないか」「香りが好きそうか」「飲みやすい度数か」くらいで十分です。

そこから少しずつ、黒ビール、燻製、フルーツ、ハーブ、高アルコールのビールへ広げていけば、自分の好きな味が見つかっていきます。

週末の一本を選ぶ時間も、クラフトビールの楽しみのひとつです。

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