クラフトビールの種類を早見表で。IPA・セゾン・ホワイトビールの色と苦みの目安

クラフトビールの種類を早見表で。色と苦みの目安と、ひみつビール3種のグラス

商品ページを見ると、「IPA」「セゾン」「ホワイトビール」といった言葉がよく出てきます。これはビールの種類の名前で、ビアスタイルとも呼ばれます。

この記事では、当店で扱っているひみつビールの種類を早見表にまとめ、それぞれの特徴を紹介します。

目次

ビールの種類は、まず発酵のしかたで分かれる

キリンビール大学の「ビアスタイルって?」によると、ビアスタイルは100種類以上に分類されていて、発酵のしかたで大きく3つに分かれます。

ひとつは、ラガー酵母を使い、10℃前後で約1週間発酵させるラガー系。もうひとつは、エール酵母を使い、20℃前後で3〜5日間発酵させるエール系。残りは、この2つ以外の方法で造られる「その他」です。

IPAやセゾン、ホワイトビールといった名前は、この大きな分け方の中の、さらに細かい種類です。

早見表:色・苦み・度数の目安

当店で扱っている主な種類を、ビール審査員を認定する団体BJCPのスタイルガイドライン(2021年版)の記載で並べました。

苦みの欄のIBU(国際苦味単位)は、ビールに含まれる苦み成分の量を表す数値です。ビールの事典『The Oxford Companion to Beer』の「bitterness units」の項は、1 IBUを、イソα酸という苦み成分が1リットルに1mg溶けている量にあたる、としています。同じ項には、甘みや麦芽の味が苦みとつり合い、苦みを隠すこともある、とも書かれています。数値は、飲んだときの苦さそのものではありません。

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種類色苦み(IBU)度数ひみつビールの例
ブロンドエール淡い黄色〜濃い金色15〜283.8〜5.5%GATE8.(5%)
ホワイトビールごく淡い麦わら色〜濃い黄色。強く濁る8〜204.5〜5.5%お伊勢ちゃん(5.5%)
セゾン(ファームハウスエール)淡い金色〜濃い琥珀色(色の濃いものは銅色〜濃い茶色)20〜355〜7%(軽いものは3.5%から、強いものは9.5%まで)カワウソSAISON(5%)、モモトビペンギン(6%)、KAWAUSOエンヤー(5.5%)、マブダチSAISON(5%)
IPA金色〜明るい赤みの琥珀色40〜705.5〜7.5%LEMON HACK(5%)、シトラス怪獣シーマくん(8%)
ヘイジーIPA(ニューイングランドIPA)麦わら色〜ごく明るい琥珀色。濁る25〜606〜9%SECRET HOUSE(7%)
ラオホ濃い琥珀色〜赤銅色がかった茶色20〜304.8〜6%どろん(6%)
インペリアルスタウトごく濃い赤茶色〜真っ黒50〜908〜12%ECLIPSE(9%)

※色・苦み・度数はBJCPのガイドラインの記載から。IPAの行は、アメリカンIPAの目安です。例の度数は、商品ページの表示です。

色が淡く、苦みの少ない2つ

ブロンドエールは、アメリカのクラフトビールの種類です。BJCPのガイドラインでは、麦芽の味が中心で、バランスがよく、強すぎる風味がなく、さっぱりと飲めるビールとされています。ひみつビールのGATE8.は、ブロンドエールをベースに、柚子とひのきを浸けて香りを移したビールです。

ホワイトビールは、ベルギーの小麦のビールです。強い濁りのため白っぽく見え、コリアンダーの種とオレンジの皮で香りをつけるのが伝統的な造りです。ひみつビールのお伊勢ちゃんは、オレンジの代わりに柚子を使っています。詳しくはホワイトビールとは?に書きました。

セゾンは、甘さが残りにくく炭酸が強い

セゾンは、ベルギーのエールです。BJCPのガイドラインでは、飲み終わりに甘さが残りにくく、炭酸が強く、酵母がつくる果実やスパイスのような香りがあるとされています。アメリカではファームハウスエールと呼ばれることが多い、とも書かれています。

当店では、カワウソSAISON、モモトビペンギン、KAWAUSOエンヤー、マブダチSAISONの4本を、セゾン(ファームハウスエール)として紹介しています。桃を使ったもの、燻製唐辛子とライムを使ったもの、麦芽とホップだけで造ったものがあり、同じ種類でも味はかなり違います。詳しくはセゾンとは?に書いています。

ホップが主役のIPA

IPAは、ホップの香りと苦みを味わうビールです。BJCPのガイドラインは、アメリカンIPAを、はっきりとホップが効いて苦い、アルコール度数がやや高めの、色の淡いエールとしています。LEMON HACKとシトラス怪獣シーマくんは、商品ページでIPAと紹介している2本です。ホップと苦みの関係は、ホップを使うとビールは苦くなる?に書いています。

ヘイジーIPAは、ニューイングランドIPAとも呼ばれる種類です。ガイドラインでは、果物のような強い香りとやわらかな口当たりが特徴で、濁っていることが多く、感じる苦みは従来のIPAより少ないとされています。SECRET HOUSEは、商品ページでニューイングランドIPAと紹介している一本です。濁りについては、ビールの濁りとは?に書いています。

IPAより度数の高い種類もあります。ガイドラインでは、ダブルIPAの度数は7.5〜10%です。ひみつビールのアザラシミルクは、商品ページでトリプルIPAと紹介している11%のビールですが、トリプルIPAという項目はガイドラインにはありません。度数の見方は、ビールのアルコール度数は何%?に書いています。

色の濃い2つ

ラオホは、燻製した麦芽を使うビールです。ガイドラインでは、ブナの木で燻製した麦芽を使う、琥珀色のドイツのラガーとして載っていて、燻製の香りが目立つとされています。ひみつビールのどろんは、燻製した麦芽を使ったビールで、商品ページではラオホと紹介しています。

ガイドラインは、インペリアルスタウトを、味わいが強く、度数がとても高く、色がごく濃いスタウトとしています。焙煎した麦芽の香ばしさと、苦みと甘みが感じられる後味が特徴です。ひみつビールのECLIPSEは、缶にロシアンインペリアルスタウトと書かれた9%の黒ビールです。

同じ黒ビールでも、プラリネは、ベースのビールにバニラやアーモンドのソースを加えたデコレーションビールです。甘い黒と苦い黒の違いは、黒ビールは苦いだけ?に書いています。

早見表は目安。最後は商品ページで

早見表の数値は、その種類の典型的な幅です。銘柄によっては、この幅から外れることもあります。たとえばガイドラインのアメリカンIPAの度数は5.5〜7.5%ですが、LEMON HACKは5%、シトラス怪獣シーマくんは8%です。GATE8.のように、柚子やひのきを加えて香りを足したビールもあります。

当店の商品ページには、香り・甘み・苦み・アルコール感の3段階評価を載せています。種類で大まかに選び、評価で絞ると選びやすくなります。苦みの評価の見方は、「ビールの苦いのが苦手」でも大丈夫に書いています。当店で扱っているビールは、BASEのショップで見られます。

まとめ

ビールの種類は、発酵のしかたでラガー系とエール系、その他に大きく分かれ、その中にIPAやセゾン、ホワイトビールといった細かい種類があります。

種類ごとに、色・苦み・度数の典型的な幅があります。色が淡く苦みの数値が低いのはブロンドエールとホワイトビール、苦みの数値が高いのはIPAとインペリアルスタウト、色が濃いのはラオホとインペリアルスタウトです。

ただし、同じ種類でも銘柄によって味は違います。早見表で種類の見当をつけたら、商品ページの評価で確かめてください。

※各銘柄の入荷数が少ないため、売り切れの際はご容赦ください。再入荷できない銘柄もあります。

※20歳未満の方への酒類販売はいたしません。

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